Straight Edge Vol.4 -Hard Rock Redeemer-
日時:2010年1月31日(日) OPEN 18:00 / START 18:30
会場:六本木Edge
チケット:1500円+1drink
出演バンド:
伊万里音色 / Clever Heads / Cptain Loser / Youbiksrun / Above Da World Sound Crew
ADW主催ライブ”Straight Edge”第四弾。
国内インディーズシーンの最善線で活躍する王道ハードロックバンドを集めての企画。
Concept
Straight Edgeとは、とある時期のハードコア・パンク・シーンにおいて現れた考え方で、酒や薬に頼らずにハイになるライフスタイルのことを指す。 しかしその理念は音楽ジャンルの壁を越え新しい時代の「王道ハードロック」にも通じるライフスタイルである。
Message from Organizer
王道ハードロックの主戦場。
タイトルの通り、王道のハードロックをテーマにしたイベントだ。
現在のHR/HM、メタルと言えばメロスピの様式美系か或いはモダン・エクストリーム・ヘヴィネス系ばかり見かける気がする。
直球ど真ん中のストレートなハードロックはどこに言ったのだ?
ナイスなギターと皆で歌える親しみやすいメロディ。そんな誰もがハードロックこそがこれまでもこれからも世界を魅了してきたはずだ!
いや、そんなことはどうでもいい。要するに同じHR/HMの中でも極端なジャンルの細分化、系統化によって固まってしまっているのがどうにも面白くないのだ。
HR/HMに属するものであれば右端から左端までプッシュしていけるイベントにしたい。
それこそが王道だ。王道に壁などない、メロスピからデスメタルまで揃えてやる。
そしてHR/HMコミュニティの礎となるべくバンドをシーンをも育てるべくロックへの愛を持って継続的にこのイベントを打っていく。
企画責任者:ナカミネ
王道ハードロック 三原則
王道ハードロック3原則 ひとつ、アンプは常にボリュームフルテン
ふたつ、ヴォーカルは常に全力シャウト
みっつ、決して空気を読まないステージ衣装
各バンドのレビュー。
1st Band:伊万里音色
同企画の主催者、Toneこと中峰君が率いるクリスチャンロックバンド。
独自のロック観を持ち昨年からは定期的に北米ツアーをこなしている海外志向の強いバンド。(“AboveDaWorld”なバンドだね。)この日の演奏は全然悪くなかった。Toneの声はよく出ていたしHassyのベースもしっかりとしたグルーブを生み出していた。Jakeはとにかくリズムキープを最優先にエモーションよりコントロールを重視した堅実なプレイに徹している印象を強く受けたがその甲斐あって十分に安定したパーフォーマンスだったと思う。2月に控えた北米ツアーの予行演習としては十分な出来だったろう。最後に演奏されたHeavy Metalナンバーはメンバー全員が楽しみながら演奏しているのがとても伝わって来て他の楽曲より一段テンションが上がったのを感じた。
2nd Band:Clever Heads
第4回G-1 Grand Prixのチャンピオン、夢劇場ことIsami君の所属する技巧派HRバンド。今回は全曲Sham Shadeのカバー。勿論多いに盛り上がったが如何せん今回はカバーなので多くを語るのは控えておこう。メンバー全員楽しんで演奏しているのが伝わってくる点は素直に好感が持てる。
3rd Band:Captain Loser
まだ大学生ながら驚異的なテクニックを持つトリオ。音楽性はMetal Coreミーツ青春パンクとでも言うべき不思議なもの。メンバー全員の演奏テクニックが非常に高く驚愕した。ドラムは生で聴くツーバスプレイとしては過去最速レベル。全般的に高速な反面パワー不足の観も否めないが技巧的にはずば抜けたものを持っていることは間違いない。
全曲サビで妙に日本歌謡曲的なメロディーが出現するのが個性的ではまれば癖になる独特な音楽性を持っている。それがなければ普通にカッコいいメタル。
このイベント用に書き下ろしたという一際Heavyな新曲が最後に演奏され大いに盛り上がった。今後の成長を是非見てみたいバンド。
4th Band:Youbiksrun
まさに王道ハードロック。言葉にしてしまえば陳腐だし音楽性も正直予想通り。AerosmithやDeep Purple,Led Zeppelin辺りを聴いて育った生粋のハードロックなのだが出音の迫力とメンバーの存在感が桁違いだった。
アマチュアボクサーとプロボクサーの違い的な “凄み”。演奏が始まる前からリードヴォーカルVIDYAの挑発的なMCが心に刺さりまくる。理屈不要。腰にガンガン来る本物のロックの説得力。こいつは是非一回生で見てもらいたい。『半端な気持ちで聴いてると火傷するぜ?』とかいうキャッチが何の違和感もなくはまってしまう。
Final Band:AboveDaWorld SoundCrew
最後はバンドというか主催者スタッフがバックバンドを務めるカバーセッションコーナー。曲毎に豪華メンバーが入れ替わり立ち代わり演奏する企画で日本HM界の至宝”Iron Chino”(Gt)がステージ上で歌う姿を本邦初公開。”Crazy Train”と”Pain Killer”を熱唱。ファンからは『ギターを弾いている時に比べてオーラが少な過ぎ』等の批判もあったと聴くが実は結構しっかり歌えていた。
他には本イベントで司会も務めていたRie(ex℃96)がYngwie Malmsteenの”Liar”,exRosebud MouthのJokeがIron Maidenの”Trooper”で熱唱を披露。ギターは最新のG-1王者Kizzyが務めイベント最後に相応しい盛り上がりを見せた。ステージ後半ではYoubiksrunのライブ中に泥酔したドラマーが曲構成を見失う等のハプニングもあったが最後のACDC”LongWayToTheTop”ギターでIsami(Clever Heads),Jack(Youbiksrun)が次々と飛び入りし趣旨通り出演者全員が一体となってイベントを締めくくった。
主催側から見れば初めての箱ということもあってBGMのタイミングやライティング等々若干不満な点があったがこれは次回以降確実に改善すべくフィードバックしていきたい。ついでに告白すると最後のセッションで泥酔していたドラマーというのは俺のことで本当に穴が有ったら入りたいです。次回は出番までアルコールは我慢すること、これを絶対に守りたい、と。
調整がつかず今回は演奏しなかったCrewsも多数来場してくれてとにかく楽しかった。細かくは報告を受けてないけど見た感じ興行として十分ペイしているレベルの集客だったし今後もこの調子で続けていったら楽しいな。
その後終電を逃して朝まで六本木で飲んでましたがその後の社会生活が色々とダメージフルだったので次回は是非土曜にやりたいね。
abovedaworld